精子提供したしょうもないけど根は優しい主人公が、ある種神の立場にいて、その子供たちは信者で、新たなるコミュニティを作り結ばれていく。
彼に憎しみを持たず、むしろ感謝すら表明する子供たちと彼のハートウォーミングなストーリーが展開されていく。
けれど車椅子の知的障害のある青年は?
一言も話せない。
青年の存在は勝手にこの世に産み落とされてしまった者のメタファーみたい。
どの子の幸せも願わずにはいられないけど、へっぽこでベタな優しさだけじゃ、綺麗事で終わっちゃうよ。
これはわたしの中のエッジの効いた部分で述べてます。厳しめに。