ぽち

テール しっぽのある美女のぽちのレビュー・感想・評価

テール しっぽのある美女(2012年製作の映画)
3.3
元になる「フルドラ伝説」を知らなかったので、ちょっと理解に苦しむところはあったが、独特の雰囲気と、ホラーにしては薄味のストーリー展開で、オリジナリティを感じることが出来る作品。

ただ、やはり物足りなさは残る。

あえてアクションは控えめにしたのだろうが、もう少し魅せてほしかった。それに、治癒能力があるようなのだが、これに絡めたシークエンスが「癌が治りました」だけではもったいない。

そして一番の不満が「しっぽ」。

切られてついてないじゃん!ほとんどノリは「ドラゴンボール」の悟空だな。パンを沢山食べてまた生えるぐらいして良かったんじゃないかな。

伝説だと牛または馬の尻尾だそうだが、ここは萌えファンをつかむためにもネコにすべきだった。笑

wikiによれば続編の企画が出ているそうだが、12年経ってまだできていない所を見るとボツったかな。
もちろん見所はシリェのサービスシーン。



余談。
実は、今作最大の失敗が・・・・

wikiによれば「フルドラ」とは
「馬の尻尾もしくは牛の尻尾を有していることがあり、時々耳がオオヤマネコで、多くの場合で背中が空洞か腐った切株のようになっている。魅了の力と、見えなくなる能力を持つ。王であり魔術師のHuldは、死者を復活させることができる」

耳がオオヤマネコ!!!

なぜ猫耳をつけなかった!それにしっぽがあれば、絶対日本ではコアなファンがついたのに、もったいない。

もちろん語尾は「にゃぁ」。笑
ぽち

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