元になる「フルドラ伝説」を知らなかったので、ちょっと理解に苦しむところはあったが、独特の雰囲気と、ホラーにしては薄味のストーリー展開で、オリジナリティを感じることが出来る作品。
ただ、やはり物足りなさは残る。
あえてアクションは控えめにしたのだろうが、もう少し魅せてほしかった。それに、治癒能力があるようなのだが、これに絡めたシークエンスが「癌が治りました」だけではもったいない。
そして一番の不満が「しっぽ」。
切られてついてないじゃん!ほとんどノリは「ドラゴンボール」の悟空だな。パンを沢山食べてまた生えるぐらいして良かったんじゃないかな。
伝説だと牛または馬の尻尾だそうだが、ここは萌えファンをつかむためにもネコにすべきだった。笑
wikiによれば続編の企画が出ているそうだが、12年経ってまだできていない所を見るとボツったかな。
もちろん見所はシリェのサービスシーン。
余談。
実は、今作最大の失敗が・・・・
wikiによれば「フルドラ」とは
「馬の尻尾もしくは牛の尻尾を有していることがあり、時々耳がオオヤマネコで、多くの場合で背中が空洞か腐った切株のようになっている。魅了の力と、見えなくなる能力を持つ。王であり魔術師のHuldは、死者を復活させることができる」
耳がオオヤマネコ!!!
なぜ猫耳をつけなかった!それにしっぽがあれば、絶対日本ではコアなファンがついたのに、もったいない。
もちろん語尾は「にゃぁ」。笑