swansong

エンド・オブ・ザ・ワールドのswansongのレビュー・感想・評価

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煙草なんていらない。
音楽も灯りも
食事も読書も必要ない。

ただ君と愛しあいたい。
それだけが僕に
心地よい疲れと安らぎを与えてくれる。
望むものはほかにない。

ぼくに必要なのは
呼吸すること
そして君を愛すること
ただそれだけ。

だから今は静かにおやすみ、
ぼくの天使。


ホリーズの「安らぎの世界へ」 "The air that I breathe"が、 おそろしく美しい!
この曲、 初期のデヴィッド・ボウイが好きな人も絶対イケると思います。

夜中にテレビをつけたらたまたまやってた「エンド・オブ・ザ・ワールド」をぼお~っと眺めていたら、 突然この切ないメロディが流れてきて、 もう映画そっちのけで曲名を調べちゃいました。 (笑)

聴いたことのない名曲って、 まだまだあるもんだな~♪
(*≧∀≦)) アタリマエヤナイカイ!

ホリーズ …
その昔「バタフライ」「アット・アビーロード」の2枚だけは聴いたような気がするけど、 どんな音だったのかほとんど覚えてないんです。

「ビートルズが巻き起こしたブリティッシュ旋風にうまいこと乗っかって登場した"その他大勢"のなかで、 わりと良い部類のバンド」
申し訳ないけど、 今夜この曲に出合うまではその程度の認識でした。

作曲は「カリフォルニアの青い空」のアルバート・ハモンド。
1944年生まれってことは、 ジョージ・ハリスンのいっこ下、 ジミー・ペイジと同い年、 フレディ・マーキュリーの2年先輩ってとこですね。
この人も「青い空」しか知らんわ~。

ちなみに「安らぎの世界へ」は、 "Physical"でおかしくなっちゃう前のオリヴィア・ニュートン・ジョンほか、 数多くのミュージシャンがカヴァーしている模様。

ホリーズ、 アルバート・ハモンド、 そして「安らぎの世界へ」の様々なカヴァー。
聴いてみたい音楽が一気に増えました♪

「70年代の洋楽は、 もうだいたい味わいつくしたんちゃうかな…」
そんな恥ずかしい錯覚から目覚めさせてくれたこの映画に感謝です!

2018ー127
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