ポジティブシンキングを一気に粉砕する、痛くて苦いダメ男の行方。
トッド・ソロンズ作品ということだけ事前情報として頭にあった状態で鑑賞。
ダメな展開で笑わせようとかいうコメディでもない。
コメディ調だけど、もうすんごい二ガイ感じを見せ付けてくる。
今までほとんど苦労もせず、楽して生きてきたツケだぜ!
なんて言わんばかりのね・・・・・
コメディ調のジャケ写真、エイブのいかにもコメディな風貌とは裏腹にシニカルすぎる後半がなんだかんだでキョーレツに印象に残る・・・・
まったくもってハッピーじゃなくって、気分も晴れるもんじゃないけど。
好き嫌いは別にして、これは観てよかった映画。