イトウモ

汚れなき祈りのイトウモのレビュー・感想・評価

汚れなき祈り(2012年製作の映画)
3.9
閉鎖コミュニティに外部者を混ぜ、その人の視点からコミュニティを描く話は多いが、この映画は誰の視点にも肩入れせず、事態を客に目撃させる。現実味と物語展開の塩梅が絶妙な語り口も2時間半全く飽きない。事件が劇的に運動する中盤、教会が現代社会の下に晒される後半、息を呑む