(2025.131)
ルーマニアのとある修道院の修道女であるヴォイキツァの元に、かつてドイツの孤児院で共に暮らしていたアリーナがやってくる。孤児院を出た後、里親の元を離れ一人出稼ぎに出ていたアリーナ…
他人と違うことで
異端者扱いされる世界。
2005年の出来事とは思えない、悪魔祓いで1人の女性が亡くなるという、実際に起きた事件を元にした本作は、修道院の常識があまりに世間とはかけ離れた非常識であ…
配信が終わっちゃいそうだったのでかけこみで!
彼女の祈りはただただ親友と一緒にここじゃないどこかで生きたかっただけ。それが汚れなき祈りだったのか…
まさかの展開に驚いたのと、この手の作品はほんっ…
確かに、修道院の対応に問題がないわけではない
が、どちらかと言うと、曲がりなりにも何とか救おうと手を差し伸べ続けた修道院と対比して、受け皿たり得なかった社会の冷淡さの方が印象に残った
ある意味、社会…
祈りは誰のためにもならなかったっていう
すれ違いだとかのよくあるようなずっと繰り返されてきた話、信仰が人を救うのか壊すのか
悪魔に憑かれる人の正体が今で言う統合失調症や解離性障害って考えは知ってたか…
後半からの展開は緊張感があり非常に面白かった。現代劇のため、文明とは?思考や理性とはなんなんのか…?と思わされる。
どちらが悪いかというともちろん教会だが、合うはずのない人がギリギリの精神状態で元…