マテ

アンナ・カレーニナのマテのレビュー・感想・評価

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)
3.7
音楽や衣装が素晴らしく、まるで舞台装置のような演出にも心を奪われた。しかしそれだけではおさまらない、どう言葉にすればいいか分からないほどの余韻に酔いしれる。たぶんこれは愛の話でもなければ、恋の話でもないような気がする(少なくとも私には違った)。ならば何かと言われたら、まだ分からないと答えるほかはないのだけれど。
原作を「読みたい」ではなく「読まねばならぬ」と思わされた映画は初めてかもしれない。この物語を私自身の言葉で解釈したい。
マテ

マテ