このレビューはネタバレを含みます
メモが出てきたので投稿。
また凄い映画を観てしまった…
「物は言い様」ってことなのかな…子供を疑わない大人、子供が痛い目に遭ったとなれば、たとえそれが子供の出来心でも見方を変えない大人…誰にも信じてもらえなくなり、心を閉ざしてしまう主人公……子供を信じて疑わない大人が盲目になっていく様─"彼らは正気を失ってる"っていう台詞に代弁されるように─、たとえ真実が暴かれても盲目に自分の信じたいようにしか信じることしかできない大人が滑稽に描き出された素晴らしい映画だ。
ラスト、自分を貶めてきたはずの人たちがまた当たり前のように自分を受け入れ始めたことに複雑な気持ちになる主演のマッツの目が語る演技が本当に素晴らしい…