てっちゃん

偽りなき者のてっちゃんのレビュー・感想・評価

偽りなき者(2012年製作の映画)
4.4
不条理さ、ぶつけようのない怒り、村八分な扱い、裏切りと観ていてむかむかなってきて苦しくなって途中休憩を挟んだくらいに訴えてくる力に負ける作品。
ルーカスが大袈裟でもなく聖人だったのと、息子が信じて自分を必要としてくれたこと、素晴らしい友人を持っていたから、ぎりぎりのところでなんとか崩壊せずに済んでいたんだろうな。
最後のシーンなんて、普通の人なら恐れて関わろうともしないのに、ルーカスはそれを打ち破って彼女のために手を差し伸べる姿に強さを感じた。
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