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天使の分け前のsotaのレビュー・感想・評価

天使の分け前(2012年製作の映画)
3.7
今年のGWはスコットランド・アイラ島にウイスキー蒸留所巡りをしに行きます。と上司に話したところ、勧められた映画。

グラスゴーで暮らすロビーは喧嘩っ早く、暴力事件を起こして社会奉仕活動300時間を言い渡される。

ロビーは社会奉仕活動のボス的なおっちゃんハリー(ウイスキー好き)と出会い、ウイスキーで息子の誕生を祝ってもらったり、蒸留所に連れて行ってもらったりする中で、ウイスキーテイスティングの才能に気付かされて…。

ウイスキーは、熟成させる際、蒸発によって年2%ずつ減っていく。このことを「天使の分け前」と呼ぶんだとか。

ウイスキーとの出会いから、ロビーが更生していく様を描いた映画。と、思いきやの大胆展開。ルパンか。

前半のドキュメンタリー感を残したまま、ロードムービーっぽくもあり、ハラハラもあり、最後にはちょっとほっこりさせる、痛快エンタテインメント。

いやいやロビー結局ワルじゃねーか、というのは無粋です。

いやー、アイラ島、楽しみ。
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