つるみん

リンカーンのつるみんのレビュー・感想・評価

リンカーン(2012年製作の映画)
3.4
本編が始まる前にスピルバーグ自身が本作品への想いを語る。この歴史を深く感じ重く受け止め世界に発信していく。忘れるな。忘れてはならぬ大事な歴史がある。と語っているように見えた。

高校の世界史の授業で視聴したこの作品。南北戦争中の1862年にリンカンは奴隷解放宣言を出す。しかし実際、解放されたのはほんの一部であり南部との争いに勝つための一手段として戦争が終われば効力は失われる。リンカンは奴隷を永久に解放するために憲法第13条を可決することを決意をする。

偉人や天才は必ずしも幸せな人生を送っているとは到底言うことができない。多大な苦悩があり苦しみながら、もがきながら何かを達成する。

アメリカ史の勉強としては良い映画だとは思う。しかし有名な演説のシーンや暗殺のシーンがないとなると、やはり盛り上がりに欠ける。そして少々長かった印象を受けた。

トミー・リー・ジョーンズが出てきた瞬間にクラスのみんながざわつき始め〝缶コーヒーだ!!〟と友達が叫んだのは笑いました。それにしても髪の毛ふざけすぎ…笑笑
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