「海街」で是枝&瀧本作品にハマり、こちらもようやく鑑賞。父親の視点で完全に感情移入、前半はリリーフランキー演じる雄大の事をカッコ悪いと思っていたら、福山演じる良多の方が相当カッコ悪い父親だと描写が切り替わる辺りから、じわじわと涙が溢れました(良太がカメラに収められた写真に気付くシーンは相当ヤラれました…)。振り返ると 1人のダメな父親、もっと言うと"ダメな男"が 再生していく映画なんだと気付き、タイトルも深く刺さりました。ラストの締めくくり方も好きです。そして相変わらず瀧本氏の映像はさりげなくカッコイイ、最高ですね。
