いち麦

アントニオ・カルロス・ジョビンのいち麦のレビュー・感想・評価

5.0
ボサノヴァの生みの親とも言われるジョビンの名曲を本人ほか世界中のアーティストの演奏で綴る(日本語字幕なし)。弾いてよし、爪弾いてよし、歌ってよしのジョビンの若き日の顔は見惚れるほどハンサム。
個人的には、大好きな『想いあふれて』(No More blues)に序盤で酔い、中盤のエラ、O.ピーターソンやE.ガーナー等、錚々たるジャズ・アーティストによるカバーで最高潮に。
そして『エリス・レジーナ ブラジル史上最高の歌手』(ブラジル映画祭2012)でも拝めたエリス・レジーナとのデュエット“三月の水”(ジョビンも楽しそうに口笛を吹く…)は保存版映像にしたい。
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