このレビューはネタバレを含みます
元々はタランティーノと製作した『グラインドハウス』内で流れる架空の予告だけの『マチェーテ』を実際に長編として作り上げた、っという経緯。
初期ロドリゲス作品『エル・マリアッチ』シリーズ等が好きならウケること請け合い!
バカ、バイオレンス、復讐、セクシーなおねーちゃん、男性受けする要素は満載でも、女性受けする要素はほぼゼロ!(笑
だってヒーローで主演がダニー・トレホのおっさんだもの。
トランプ大統領となった今のアメリカではメキシコからの不法移民問題は身近で、本作では壁を作り移民を排除しようとする議員をロバート・デ・ニーロが演じ、デ・ニーロは実際にはトランプと移民問題の政策等において口喧嘩もしてて、なんとも皮肉で今観るとタイムリーで笑える。
あえて突っ込むなら、最初の危機をマチェーテはどうやって乗り切ったのか?を描いていないのがマイナス点かな。
2017年77本目