このレビューはネタバレを含みます
号外/
初めの外景や運転席車内の早送りだったり上席の息子の一言にカチンと来て車降りて殴られっぱなしの遠目の映し、だったり
意外と良い「絵」はあるんだけど
また・・メイド【使った】主の話、、
よっぽどメイドプレイが好きなのかトラウマがあるのか
まさか同じような題材だとは思わなかった
前回はメイドの「視点」だったからその中心軸となる「目」によりその家に住む人物のキャラクターや相関図がわかりやすく
まさに家政婦は見た!のような人の家を覗き込むような
ポルノライクな【背徳】を得ながら観賞できた
それがヒット(ホント他人様<ヒト様>って【残酷】笑)した要因だったんだけど
今回の「目」は非常にボンヤリで不明瞭・・
雇われの身でその家に奉公するわけでもないどちらかと云うと主の仕事サイドの「目」の補助から主眼に視られる
だから
その家その者のキャラクターや相関にグイッと入り込むこと自体がオカシイ
前半の何故かスパイでもあるまい丸見えのアメリカ人ビジネスマンのSM乱痴気やどうやって上がったかわからない梯子もないのにヒョイと踊り場に乗り出し自分の上席の愛人とのSEXをご都合良く見てしまう事が出来る事自体
観客の代理で映画世界を冒険させる事を優先させて
映画内のキャラクターを置き去りにしてしまって
チグハグ感を映画終了までこちら、映画観賞者に与えてしまったのが
【最大の敗因】だろう
愛人の顔がインド人っぽいベッキー似だったことも
【さらなる敗因】!