ナオフェッサーX

ジャーニー ドント・ストップ・ビリーヴィンのナオフェッサーXのレビュー・感想・評価

4.2
私の中では、JOURNEY=スティーヴ•ペリーでした。
スティーヴ•ペリーがいないジャーニーなんて!聴く気にもなれないしと思いながら月日は流れておりました。新ヴォーカリストが加入した時も聴きもせず過程も知らず、なぜフィリピン人なんだろうか..。とうっすら思っただけです。

そんなジャーニーの2007年からヴォーカリストでフィリピン人のアーネル•ピネダのシンデレラストーリーです。
ジャーニーのギタリスト、ニール•ショーンが誰かいいヴォーカリストがいないのかとYouTubeを観まくって11時間後に探し当てたのがアーネルという訳です。
スティーヴ•ペリーの後釜です。さぞさぞ色々な人に想像を絶する嫌味を言われたり嫌がらせを受けたハズです。ですが、インタビューでもステージでも忘れない謙虚さと真面目さ。モノマネだけとは言わせないハートと透明感あるヴォーカルとセンス。見ていて何度も鳥肌が立ちました。
ジャーニー=スティーヴ•ペリー主義の人にこそぜひ見て頂きたいドキュメンタリー映画でした。
胸アツでした!

この映画を観ていたら山田康雄さんの後を任された栗田貫一さんの気持ちも少しわかるような気がしました。あっ、ルパン三世の話です。笑