「暗殺のオペラ」を観てから こっちもと思っていました
(そこからの「暗殺の森」に行こうかと思案中です)
もうオープニングからシュールでコミカル!光と影のカメラワークに色の使い方や小物に至るまで目が離せなくなる
冒頭からジャコブ(ピエール・クレマンティ)がカフェで本をペラペラめくっていると拳銃が!気がつくと背中が盛り上がり指が曲って…へ?!変身??!
黒スーツのジャコブはクールで野蛮人
緑スーツのジャコブは内気な変人なタイプ
彼の部屋の本の積み上げ方が芸術的
?!要塞かモニュメントのよう
洗剤は汚れは落とせるけれと感情までは洗い流せない
現実と妄想の狭間でどんどん壊れていくジャコブを観ていると喜劇のように感じる
「誰にでも理想である分身が存在しあなたの身近にいる」
日々は自分との戦いなのかも知れない
なんとも不可解だけれど深いお話