藍住

宇宙戦艦ヤマト2199 第五章「望郷の銀河間空間」の藍住のレビュー・感想・評価

4.0
ヤマト討伐へと動き出したドメルの策略にハマり、絶体絶命のヤマト。
船と船が接触した際のドメルと沖田艦長の睨み合う一瞬のシーンにやられてしまった。
今まで観た中で最高に興奮した。

ヤマトクルーの内乱は想定内だが、真田副長の過去にも焦点が当たり、掘り下げられるキャラクター達の過去に目が離せなかった。
中でも、真田が告白したある出来事が忘れられない。
その選択しかできなかったからこそ、弟である古代守に打ち明けるところが真田という人間を表していて、嫌いになれない。
そういうところがとても人間くさくて、かつて古代守が真田を冷たい人間だと言っていた嘘みたいだ。

そして深まる謎。
伏線の貼り方が見事である。
このまま上手に回収してくれることを祈る。
藍住

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