くーちゃ

嘆きのピエタのくーちゃのレビュー・感想・評価

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)
4.5
凄い!(;゚Д゚)。_。);゚Д゚)。_。)オミソレシマシタ……
ギドクの本気を見たような…衝撃的作品でした!

mizunoさんにお勧め頂いてから気になっていましたが、これはもう〜私のベストギドク作品になったかもしれません。満点評価にしようか迷ったほど、のめり込みましたね。
ただ、ストーリーはとても悲惨です。
その暗さ、悲惨さが大好きなんですが、後引く余韻がまた何とも言えない…壮絶なラストシーンに気持ちの整理がつかない状態です。

30年間天涯孤独に生きて来た借金取り立て屋のガンド。
血も涙もない取り立ては、相手の腕などを切断させ、障害者にして保険金を請求させるという残忍な手口。
ある日、そのガンドの前に、母親を名乗るミソンという女が現れる。
最初は相手にせず、遠ざけようとするが、愛に飢えたガンドは、ミソンが次第になくてはならない存在になって来る。
そんな時、ミソンが姿を消してしまい…

あぁ〜これもまた韓国社会の闇を見たようでした。
借金返済が出来ない人達が、何故か自営で小さな町工場してるケースが殆どなもんで、障害者にするやり方が、機械に手を巻き込ませたり、潰したり…
直接グロシーンはないんですが、想像するだけで怖くなりました。
お金って借りるもんじゃないですね。
闇金ウシジマくんより怖いって思いました!
((((;゚Д゚)))))))
くーちゃ

くーちゃ