Maoryu002

スター・トレック イントゥ・ダークネスのMaoryu002のレビュー・感想・評価

3.4
2259年、ロンドンでハリソン中佐(ベネディクト・カンバーバッチ)によるテロが起きる。敵地クリンゴンに逃げたハリソンをカーク(クリス・パイン)とスポック(ザカリー・クイント)率いるエンタープライズ号が追うが、投降したハリソンは遺伝子操作により生まれたカーンと名乗り、テロの目的を明らかにする。

さすがのJ・J・エイブラムスも息切れか。
ジャッキー・チェンの「サンダーアーム/龍兄虎弟」のパクリ?オマージュ?としか思えないオープニングからして、ちょっと不安になった。

宇宙の映像にはワクワクしたし、スポックとウフーラの痴話ゲンカやスコティのほぼ一人芝居が面白かったけど、なんかダイナミックさが感じられず、仲間内で揉めてるだけみたいな感じだった。

何よりも、せっかくのベネディクト・カンバーバッチなのに、悪役に存在感がなく、もっとカーンの闇っぽさというか、肉体も頭脳も超人的な力を見せて欲しかった。
提督ピーター・ウェラーと合わせても、前作のエリック・バナのような迫力は感じられなかった。
Maoryu002

Maoryu002