リメイクホラー2本立て②
後に『ドント・ブリーズ』で大出世するフェデ・アルバレス監督のサム・ライミプロデュースによる長編デビュー作。
『悪魔のいけにえ』と並びチェーンソーホラー2大巨頭の1つ『死霊のはらわた』のリブート/リメイク。オリジナル超え!傑作!とまでは言わずも、オリジナルファンから大酷評、阿鼻叫喚だった割りにはアリよりのアリな出来だった。個人的にはですが。
『テキサスチェーンソー ビギニング』同様、ある種開き直ったかのような振り切ったゴア描写の数々や、テンポの良い語り口、何気に画作りがしっかりしている等、擁護したい気持ちでいっぱいになった1本。
一時心配停止したヒロインのミアを生き返らせるために必死に電気マッサージを繰り返したり、自ら犠牲になり火炙りの刑となったりするデイビッドの姿にも胸打つものがあった。