1940年代の汚職と腐敗が蔓延したロスの支配者であるギャングのボス ミッキー・コーエン。
この実在した人物を演じるショーン・ペンがまたいい味を出しています。
物語は街をギャングから取り返したいロス市警のパーカー本部長の特命を受け正義を執行するジョン・オマラ巡査部長率いる型破りなチームが繰り広げる街戦争。
様々な人間模様も描かれてます。
ギャングに支配され逆らうと命がない街においては、「既に水没した状況でバケツを持ってあがくより水着を着て楽しめ」的な比喩もされていたが、腐敗してしまう人間心理もわからなくない…僕も正義を貫ける自信はないからね。
「街がどうなろうと彼にあなたの命を奪わせはしない」と言うオマラ夫人の気持ちはよくわかる。犠牲となったら家族はいたたまれなさ過ぎるからね。
それでも戦う正義と覚悟!
見応えある作品です。