にく

L.A.ギャングストーリーのにくのレビュー・感想・評価

L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)
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R・フライシャー監督『L.A.ギャング ストーリー』(12)。不良警官6人が戦後のロスを牛耳るユダヤ系ギャングを殲滅せんとて自らギャング化し、彼らにあべこべにゲリラ戦を仕掛ける。本作はギャング映画よりアメコミ・ヒーロー映画に接近する。古典的ギャング映画が(結末で彼らを罰しつつも)ギャングを英雄として描くのに対し、『L.A.ギャング ストーリー』は「ギャング/自警団化」した警察官に「正義」を担わせる。その様な「捻り」が彼らを昨今のアメコミ映画の主人公に近づける訳だ。
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