安堵霊タラコフスキー

まぼろしの市街戦の安堵霊タラコフスキーのネタバレレビュー・内容・結末

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

街で自由を謳歌する精神病院の患者らが軽い調子のフェリーニ映画的な空気感を醸し出していた時点で良い印象だったが、そこから終盤で戦争に興じる人間の方が狂気的に思える描写を加えたのもまた好印象で、人間の行いを皮肉る良いコメディ映画だったと感心した。

やはり人間って少し狂った方が健やかに生きられるのかもしれないな。