あえて邦題を馴染みのない「フッテージ」なんていうタイトルにしなくても、原題のままでいい気がします(´･_･`)
正直言って、かなり怖かったです… 確かに結末はおおよそ読めてしまいますが、そこからがまだ怖いです。中盤まで、ずっと前のめりで鑑賞。
それ以後から終盤にかけて、いよいよ核心に触れ始めると、それまで感覚的だった怖さが視覚的に移行し、怖さは半減するものの全体的な不気味な雰囲気はしっかり保っているので、これまで見てきたこの手の視覚に訴える映像よりは、興ざめすることなく見れたと思います。薄気味悪さは超一級。最後までそれに押し切られる感じ。
全篇に渡って流されるエクスペリメンタル系の音楽や音の入れ方が巧みで、何度か跳び上がりました(^◇^;) この監督は、ジリジリ締め上げるような恐怖演出が上手いですね。「エミリーローズ」や「ヘルレイザー ゲートオブインフェルノ」でも上手いなと思いました。
この「ないなーい！ありえなーい！」話も、下手に終盤捻りを加えず、素直に展開させたのは正解だと思いますが、最後の最後の締め方は…うーん…私的には、出てこないで欲しかったです。
あと、ドーン！も減点。
