けんくり

フッテージのけんくりのレビュー・感想・評価

フッテージ(2012年製作の映画)
4.0

これは本当に怖い。

落ち目の作家が創作活動のため、いわく付き物件に移り住むという超ど定番の設定なのだが、この映画は一味違う。

まずキーアイテムとなる殺人を記録したスナッフフィルムが最高に怖い。この存在感が、本作を中盤までサイコスリラーなのかオカルトスリラーなのかわからなくしている。

小説家の主人公とともに事件を紐解いていく過程で味わう嫌なゾクゾク感がたまらない。