あ

ミカエルのあのレビュー・感想・評価

ミカエル(1924年製作の映画)
4.0
愛がとことん一方的なもので終わってしまうという、何とも虚無虚無した映画でした。

ミカエルがなんの迷いもなく侯爵夫人の目を描いてしまったところのクローズアップであ...と察してしまいましたが、やはりその通りで...
そら描けますわ、ずっと見てたんだから

他の作品に比べてそれぞれのキャラクターに多少の捉えどころのなさはありましたが、師弟愛、親子愛、性愛、色々な愛の行き場のなさをしっかりと演出されていました。

そしてやっぱり顔芸がよかったドライヤーでした。
あ