明日が来ることが幸せだということ。生きている証が欲しかっただけ。
ダコタは、比べてはいけないかもしれないけれど、エルと比べて華やかさが足りない。けれど、人生に恵まれなかったし、苦しい役を演じたらエルより強いと思う。感情移入ができる。だからこそ、ダコタは子役の頃から安定した役があるんだね。
ティッシュのシーンは吐き気がするくらいだめだった。病気だからと言っても、グロい。
馬のシーンは、ダコタ主演のドリーマーを思い出させた。
内容的には、これと言ったインパクトはない。ただ単調に、17歳のテレサの一瞬を映していた。17歳という人生で1番輝ける年に、人と同じことができないからこその反抗。明日死ぬように生きている実感が欲しいのに、体と心が一致しない。期待しては裏切られては、羨ましさが残る。
残されるものたちの姿は輝いて見えて、永遠に温かいものとして在り続ける。彼女もそうであるように、苦しみからの解放を、父親は葛藤しながら望む。
最後は泣きながらなぜか笑顔になれる。自分が笑顔になったのにはびっくりした。
”Our life is a series of moments.”