雨宮はな

17歳のエンディングノートの雨宮はなのレビュー・感想・評価

17歳のエンディングノート(2012年製作の映画)
1.0
これは「エンディングノート」ではない。
壁に書かれたリストをじっくり観られるシーンが欲しかった。
友人が妊娠し堕胎を決めたのに無責任に引き留める主人公にイラっとする。
最期を看取ったのが家族だけであることに父親の悪意を感じた。
「安心して行っていいよ」という台詞も自分が耐えられないから早く終わって欲しいだけでしょ、と思ってしまった。
最期に聞こえるのが「さっさと死ね(意訳)」なんて嫌すぎる。
へっぽこだけど誠実に付き合った彼氏を最期に立ち会わせないのは、彼氏だけでなく本人の気持ちを蔑ろにしていると思う。
雨宮はな

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