表向きは普通の会社員を装いながら、実は殺人請負会社で働くヒョンド(ソ・ジソブ)。少年時に憧れていた歌手ミヨン(イ・ミヨン)との出会いで当たり前の幸せを求めて組織を抜け出そうとする苦悩や葛藤を描く話。
実際にこんな会社が存在し、闇に隠れて人を殺すという依頼を受けていたら恐ろしくなるけど、知らないだけで存在するのかもな🙄
にしてもひとつのミスで会社からは解雇と言う名の粛清を受けるこんな会社は嫌だ🩸でも表向き普通の会社なのでやってる事えぐいのに課長だの部長だの解雇だのワードが会社員のそれなのはウケる🤣
スーツでビシッと身を包み殺しを行うはジョン・ウィックを彷彿とさせる。やはり銃撃戦よりもナイフを使った接近戦が見応え抜群で狭い空間でのバトルはスピードパなくて凄まじいわ。特に車内での戦闘は僅かなミスも許されない緊迫感がたまらない。
会社の上司を演じるクァク・ドウォンの陰湿で蛇のような絡み方がこんな上司は嫌だ代表のような存在で良い意味でえぐいんだよなぁ。
アクションパートがとても良かっただけに、元歌手とのドラマパートが病院食の味噌汁くらい薄味で、主人公の人生をも動かすほどのなにかを感じることが出来なかったのは残念だったかな。
とはいえさすがの韓国映画クオリティは素晴らしく最後の姿は印象的で、現在不満を持ちながら会社員勤めをしている方に観て欲しい作品。