ヘンダーソン夫人の贈り物のHarukiのレビュー・感想・評価

好きな女優ジュディ･デンチの代表作。

夫を亡くした老婦人が劇場を購入し、イギリス初のヌード･レビューを提供した実話を基にした作品。

奔放でチャーミングなヘンダーソン夫人と、気難しくも才能豊かなヴァンダム氏の迷コンビ。
チャーミングでハッピー、人生の楽しさを描いたストーリーはいい。

後半には第二次世界大戦の悲劇も重なり、ドラマ要素がより深く重くなる。
ラストは、劇場やモーリーンに対するヘンダーソン夫人の想いや原動力が伝わる名シーン。

ジュディの演技はさすが。
こういう役がやっぱり似合う。