学生時代からの付き合いのセレステとジェシー夫婦。誰から見ても親友のようにはしゃぐ二人だが、実は夫婦としての僅かなすれ違いから、やっぱり永遠に親友でいられるようにと仲良しのまま離婚を決意している。
しかし、その決断が揺らぐような事が起こり…。
なんだかめちゃくちゃに刺さってしまって、自分の中にもある過信とか傲慢さを、痛いほど鑑みてしまった作品だった。
恋人でも人として好きすぎると、恋愛を介さない友達の方がいいんじゃないかと思ったり、好きと言う気持ちと伴侶としての良し悪しを、社会のモラルに乗っ取って切り分けてしまう気持ちもわかる。
ただ、大切な人を想う気持ちに、恋愛も友情も区別はないんだよな、と感じた。
人間関係において、自分が誰のためにこの相手と向き合っているのか、改めて考えたい。
