仁烏

ポゼッションの仁烏のネタバレレビュー・内容・結末

ポゼッション(2012年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ポゼッションが悪魔がつくって意味で使われるんですね。
どういう映画か知らずに見たのですが、一般的な悪魔祓いの映画でした。
と言っても、実話をもとにと聞くとゾッとします。

徐々に浸食されていく娘のエミリー。表情がすごかった。
涙を流しているシーンは、どういう涙なんだろう?と考えたけれど、わからなかった。
父親は娘をすごく大切に思っているし、なんだかんだ娘も父親を慕っているのが見てわかる。
それなのに、娘を殴っているように見せるシーンは、悪魔ってやっぱり悪魔だなと思ってしまった。
虫を取り込むシーンや歯のシーンなど気持ち悪い場面が多々あるが、不気味な雰囲気がとても良い。
母親の恋人はスカッとしたなぁ…。
それで言うと最後に夫婦が仲直りしてるところを見ると、母親の都合いい感じが腹立つ。

悪魔って実態が見えてしまうとがっかりするのは自分だけだろうか。
最後の神父と悪魔の対決?シーンでは「アービーズ―」で笑かされたし、エイリアンみたいにズルっと出てきた悪魔はそれじゃない感が拭えない。
父親から出てくるところとかは日本的なホラー要素がありますね。
結果としては一般的な悪魔祓いの映画でしたが、エミリー役の女の子が可愛いのと不気味な雰囲気が素敵だったので高評価。

ただ言いたいことは、お姉ちゃん、歯並び十分キレイだよ…。
仁烏

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