1931年、バージニアでハワード（ジェイソン・クラーク）、フォレスト（トム・ハーディ）、ジャック（シャイア・ラブーフ）のボンデュラント兄弟は酒の密造で儲けていたが、特別補佐官レイクス（ガイ・ピアース）が賄賂を要求する。これを断ったことで暴力と復讐の抗争が始まる。
原題 “Lawless” のとおり、無法の時代に生きる人々の暴力と欲望にまみれた姿が生々しく描かれる。
どうやっても死なないトム・ハーディが強烈！寡黙で屈強なフォレストは描かれる世界の象徴のようだった。
ただ、ギャング映画らしく暴力描写が凝っていて登場人物が多い割に、ストーリーと人物関係が意外に単調だった気がする。
それに、泥臭い中でジェシカ・チャステインとミア・ワシコウスカが異常に華やかだった。まあ、そこが狙いだろうけど。
禁酒法時代のニューヨークやシカゴではなく、田舎町が舞台っていうのが面白かったし、実話に基づいてるってところが凄い！
