ひろ

アンストッパブルのひろのレビュー・感想・評価

アンストッパブル(2010年製作の映画)
3.8
ジュラシックパークと並ぶくらいデブがヘイトを集める作品。

物語は暴走列車を止めるために人々が力を合わせる様子と、退職間際のベテラン車掌と仕事に対して愛着も責任感もない若手車掌とが交流する様子の二つを主軸にして構成される。
大惨事の危機を前にどう対処するか、自分の行動に対してどう責任を取るか、どのような姿勢で仕事に望むか等様々なことを考えさせられる作品。

個人的にはデンゼル・ワシントンとクリス・パインの交流から"男とはどうあるべきか"、"プロとはどうあるべきか"というものを読み取り、二人が交流する姿に少なからず感ずるものがあった。

列車が暴走する映像の迫力も凄まじく、観ていて緊張させられた。
また、実話をもとにしているという事実が更に重みを与えていた。

自分はまだまだ若手社員ということでクリス・パインに自己投影しながら観ていたが、中堅になったら、家庭を持ったら視点が変わるのだろうか。
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