美しさと妖しさと怖さが入り交じった作品だった。
夢か現実かわからなくなる描写が多く、性的な快楽やクスリの快楽のように地に足がつかないような感覚に陥った。
(もちろんクスリやったことないよ!)
そして爪を切るシーン、爪が割れるシーン、指のささくれのシーンの痛々しさも印象的。
先日人生で初めてバレエを鑑賞した際にこの作品を思い出してしまい、「足の爪痛くないかな」と心配してしまった。
鑑賞した作品は『くるみ割り人形』だけれども。
映画としての面白さについて言うと、パッとしなかったなというのが正直なところ。
ナタリーポートマンとヴァンサンカッセルが美しかった。