itoman

BOUND9 バウンド9のitomanのレビュー・感想・評価

BOUND9 バウンド9(2011年製作の映画)
3.0
痛みを計測する装置をつけられ監禁された男女9人、時間内に全員の痛みの合計値がノルマの数値に達すれば解放するという条件を突きつけられ、お互いを死なない程度に痛めつけあい脱出を目指すという話。

9人で適度に痛みを分担すれば全員生きて出られるんだけど、メンバーは各自完全に初対面でおまけに自己中の極みのようなカスが何人か混じってるので、そうそう上手く話は進まず最終的には…という、結構面白かったです。

個人的に好きなポイントはこの手のデスゲームものにしては珍しく主催者側の目的が明快な所。「脳が痛みで分泌する麻薬物質は高く売れるからいっぱい出せ!」という非常にビジネスライクな動機で、「生きる事に真剣になってほしい!」とかふわふわした事言いながら人殺してるどっかのボケ老人よりよほど好感が持てる。
itoman

itoman