松タケ子

ハウスメイドの松タケ子のレビュー・感想・評価

ハウスメイド(2010年製作の映画)
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階級社会云々よりも主人公がいちばん不気味だったな。感情がうすいというか鈍感でプライドはないし、状況にふらふら流されて復讐を口にする割に生に対する執着や欲がないように見えるし。こんな薄気味悪い人家政婦に採用しちゃダメでしょ。いやむしろ破滅を望むボスメイドの無意識下の筋書き?とりまく奥様連中やぼんぼんの方がよっぽど因業で人間らしいよね。
珍しい主人公という点では面白かったかな。
松タケ子

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