韓国らしい作品ではあるものの雰囲気もセットもややおしゃれではある。クラシック音楽はやや取って付けたような印象。
ストーリーは普通。
冒頭で事件が起こっていたので、どういう経緯でそうなったかの開示を待つことになる。前半とくに大きな出来事がないので端折っても問題ない。
先に屋敷にいる先輩メイドのほうが主役並みに重要な立ち回り。全てを把握し、一番力のある者に取り入っている。意地悪な上司かと思いきやヒロインの女友達のようでも母や父のような存在にもなっていく。
現在のヒロインの恋人が、なかったことにして忘れちゃいなさいよと言うができるならそれがベストのような気もした。あまりにも大きな傷を負った時は。
最後にヒロインは決断するが、それに至る心の葛藤がほとんど描かれていない。
子役含め美形の役者揃い。
「パパに教わったの みんなに礼儀正しくしなさいって それは相手じゃなく自分を高めることになるから」
「鈍いのかドジなのか マヌケじゃないけど欲がない 気立てもいい」
「バカなのね」
あまり重要ではないが好きなセリフ
