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メイジーの瞳のoliveのネタバレレビュー・内容・結末

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

役にしても芝居にしても仕事にしても幼い子にこんな体験させてはいけないでしょ。

幼いメイジーが一番大人な感じであるがままを受け入れ嵐のような日々をやり過ごす。
あなたが一番大切、愛してると言いながら親権が欲しいのも子供への思いからではなく相手へのあてつけ、それだけ。
揃いも揃って両親とも自己中の極み。それでも幼いメイジーはそんな親でさえ求め続ける。母親からタクシーを降ろされリンカーンの店に向かう心細い後ろ姿、知らない人のベッドで不安がって始めて涙をこぼす姿はもう見ていられない。
こんな環境で過ごした子供が人を信じたり、真っ直ぐに人を好きになったりできるのだろうか?
リンカーンとマーゴ、メイジー、赤の他人の3人の暮らしはハッピーエンドなのか?いやいやまだ信じられないぞと思う。リンカーンのメイジーへの思いだけはほんの少し信じられるし、頼むからメイジーを裏切らないでやってくれと思う。
メイジーがあまりにもよくて思い入れが一層強くなる、賢くて可愛くて、こんないい子に何してくれるんだ😤と、もはやどの立場なのか自分でもわからなくなってしまう。😅
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