haru

メイジーの瞳のharuのネタバレレビュー・内容・結末

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

超絶かわいいメイジーちゃんとクソママとクソパパとイケメン継父と優しい継母の話。

映画見てこんなぶちギレたのひさしぶりだわ!こんなかわいい娘にこんな仕打ちをするなんてまじ許せん(#`皿´)
とにかくメイジーちゃんがかわいすぎるんですわ。本当にすごく良い子でね、どうしてあんなバカ親からこんな良い子が生まれたのか謎すぎる。
メイジーのパパは美術関係の仕事をやってるらしく、とにかく忙しくてあまり家にいない。ママはロック歌手でヴィジュアル派手め、酒とタバコ大好き(ついでに自分大好き)な痛い人。二人ともメイジーをとても可愛がっているように見えるけど、それは子供への愛情というより完全にペット感覚。気が向いたときに側に置き、都合が悪いときは誰かに押し付ける。そんな最低すぎるご両親が冒頭で離婚。メイジーの親権を巡って火花を散らすが、どっちもどっちってことで共同親権に。メイジーは10日間ずつ両親の家を行ったり来たり。予想通りわりと序盤からその法則は崩れ去り、学校に迎えにこない事態が早々に発生。この親、とにかく自分の都合が最優先なので、実際メイジーの世話をするのはそれぞれの再婚相手。この継母と継父が最高!(比較対象がアレなだけに二人が天使に見える)血がつながっていないこの3人こそ本当の家族みたいで、メイジーも楽しそう。継母と継父がくっつくのも自然の流れ。もう3人で家族になっちゃいなさいよ!って感じでした。

メイジーの両親はそれぞれ自分がいちばんなので、メイジーや再婚相手に対する思いやりが一切ない。ママなんか再婚したのはメイジーの面倒を見てもらうためってはっきり言っちゃってますからね。パパも同じでしょう。この事実に再婚相手も早々に気づき、二組のカップルはあっさり破局。そしたら再婚相手たちはメイジーとは本当に何の関係もなくなるはずなのに、最後は一緒に暮らしてます。たぶんしばらくしたらママのところに戻るんだろうとは思うけど、二人は今後もメイジーの面倒を見ていくんだろうなって感じで終わってました。
継母&継父カップルはとても良い人たちで、この人たちが本当の親だったらメイジーもさぞ幸せだろうなとは思うんですが、現実的に考えるとこの二人ニートの上にホームレスですからね…やはりご両親の経済力は必須。(両親は金だけはモリモリ持ってる)メイジーが幸せになるには4人が力を合わせていくしかないでしょう!
ところでママはラストでメイジーからガツンと一発くらわされてほんのちょっと反省した模様ですが、パパは終わってますね。やっぱコイツいらないわwww

親にも向き不向きがあるんだなと。残念ながら私は激しくむかつきながらも、ジュリアンムーアの残念な頭の中がよーくわかってしまったので、まだ親にはなれません(´Д`|||)
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