にこ

メイジーの瞳のにこのレビュー・感想・評価

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
4.2
ずっと気になっていた作品の一つ。
これ映画館でみてたらエンドロール終わっても席立てなかったかもな…
なんていたたまれない映画だろうか…
もうラストシーンで胸が痛くて涙が…
一見メイジーの幸せそうに桟橋を走っていくラストシーンはハッピーのように見えるけど、そこに一緒にいる3人はなんかおかしな関係で、ほんと、束の間の幸せというか、これって長く続かないんだよね、っていうのがすごく胸が痛い。
いや、メイジーにしてみたらパパとママがやっぱり一番大好きな存在で、どんなにないがしろにされてても、姿を見たら飛んでいっちゃうくらい大好きなんだけど、パパとママといる時に、マーゴとリンカーンといる時のような自然な笑顔はなくって…
6才ってさ、何もわかってないようで、もうしっかり理解できる歳だし、大人が何を言ってるかもわかるし、空気だって読めちゃう歳だよね。
これは完全に反面教師映画。
絶対こんな思いさせちゃだめだわ。
にこ

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