このレビューはネタバレを含みます
号外/
【衆人環視の恐怖】
『いっときの憎しみだけで行動しては為らぬ』
学校の教材ビデオにしても良いんじゃないか?と思えるような転落人生映画
確かに
主人公俳優の『殺人』を犯した後の小市民ぶりな慌てふためき方
→
冷静沈着に『死体』を処理
→
再度侵入して妻の履歴を確認
→
妻を一切見ずに娘との最後の別れ・・
など
自棄にリアルで
逃亡生活も野生的変貌を遂げる主人公俳優のヤサグレ度合いが
【チョットしたこと】による
【人生変貌】の
【哀しさ】を身にまとっていて
非常に引き込まれたね、、、
ただ「パスポートの偽造」など
・・・??!
な点が多いし
アレだけ写真家として有名になれば「急に失踪」することにより
EU圏内でより顔バレする確率も高くなり
『事故死した人物が他国で活躍』しかも「偽名」であればあるほど
その警察、マスコミの『捜査』はかなり深くなることだろう
そう言った意味でも
『映画的説得力』にはイマイチ欠ける。