ビッグ・ピクチャーの作品情報・感想・評価・動画配信

「ビッグ・ピクチャー」に投稿された感想・評価

akrutm

akrutmの感想・評価

4.1
妻と不倫していた隣人を思いがけず殺してしまったエリート男性の苦悩と描いた、エリック・ラルティゴ監督のサスペンス映画。米国の小説家ダグラス・ケネディの小説『ビッグ・ピクチャー』が原作であるが、物語の舞台が米国からフランスに翻案されている。主役のエリート弁護士ポール役としてフランスを代表する俳優のロマン・デュリス、その妻役に監督の実生活でのパートナーであるマリーナ・フォイス、弁護士事務所の共同経営者にカトリーヌ・ドヌーヴが出演している。

妻から離婚を切り出されたエリート弁護士のポールは、不意なことから妻が隣人の写真家と不倫していることを知ってしまう。その写真家と喧嘩となり、その最中に偶然彼を殺してしまったポールは、彼の死体を始末するとともに、その写真家になりすまして逃亡を試みる。このように進んでいく前半はまさに逃亡劇というサスペンス的な内容である(出だしがちょっと長いように思うが、それでもハラハラさせられる展開である)が、逃亡先のセルビアでは逃亡劇だけではなく、ポール自身のキャリアに関する大きな出来事が起こる。実は、ポールも弁護士になる前は写真家となるという夢があったのである。キャリアとしての成功や幸せとは何かを考えさせられるとともに、それを素直に享受できないポールの皮肉な境遇が、アドリア海の美しい風景や魅力的なセルビア女性とのロマンスと対比的に描かれていて、とても印象に残る。ポールと恋に落ちるセルビア新聞社の編集長イヴァナを演じるブランカ・カティッチがとても魅力的。セルビアは美人が多い。

Filmarksのレビューを見るとあまり評価が高くないようであるが、個人的には、逃亡劇のサスペンス的な焦燥感と人生の皮肉という人間ドラマが効果的に融合していて、高評価を付けたい。ロマン・デュリスのファンではなくても、一度見て損はない良質の映画である。
tulpen

tulpenの感想・評価

2.8
首を傾げたくなるような安易な展開。
そんな簡単に他人になりすませるかよ。
ひろ

ひろの感想・評価

2.5
ロマンデュリスはカッコ良かったけど話はイマイチ。

妻の愛人のカメラマンを殺してしまった弁護士の旦那がそのカメラマンになりすましてあれやこれやなお話。
chiyomi

chiyomiの感想・評価

4.0
『ビッグ・ピクチャー 顔のない逃亡者』2010年 ダグラス・ケネディ原作 ロマン・デュリス、カトリーヌ・ドヌーヴ他。弁護士が妻の不倫相手を殺害してしまう。自分が死んだ事にし殺した相手になりすまし生きて行く。夢とは違う道を歩むのは空虚だが…全てなくして希望があるだろうか。
鎖園

鎖園の感想・評価

2.0

このレビューはネタバレを含みます

号外/

【衆人環視の恐怖】

『いっときの憎しみだけで行動しては為らぬ』

学校の教材ビデオにしても良いんじゃないか?と思えるような転落人生映画


確かに

主人公俳優の『殺人』を犯した後の小市民ぶりな慌てふためき方



冷静沈着に『死体』を処理



再度侵入して妻の履歴を確認



妻を一切見ずに娘との最後の別れ・・

など

自棄にリアルで


逃亡生活も野生的変貌を遂げる主人公俳優のヤサグレ度合いが


【チョットしたこと】による

【人生変貌】の

【哀しさ】を身にまとっていて


非常に引き込まれたね、、、


ただ「パスポートの偽造」など

・・・??!

な点が多いし


アレだけ写真家として有名になれば「急に失踪」することにより

EU圏内でより顔バレする確率も高くなり

『事故死した人物が他国で活躍』しかも「偽名」であればあるほど

その警察、マスコミの『捜査』はかなり深くなることだろう


そう言った意味でも

『映画的説得力』にはイマイチ欠ける。
chi24

chi24の感想・評価

-
理想の住環境にうっとり♡。うん?…現金たくさん引き出して…感。共感ポイントがない感
アメリカが舞台だった同名小説(The Big Picture)を、フランスに舞台を移してロマン・デュリス主演で映画化したみたい。

他人に成り済まし人生を送るドラマ、嘘をつき続けなければならない苦労、この手の話だいたい面白いね。

パリのエリート弁護士ポールがなぜそんなことになってしまったのか。
もちろんそんなつもりは全くないわけだけど、あの夫婦仲とご近所事情を見る限り、遅かれ早かれ何か起きてもおかしくないんじゃないかと思った。

思わぬ形で人生が狂った主人公、他人になりすましても絶対ボロは出るよね…あそこまで引っ張れるのが不思議なくらい。

かつてバかにしてた奴の過去と自身の思わぬ才能が偽りの人生を追い詰めるってのも皮肉だな。
普通に生活していたらどちらも日の目を見ずに埋もれてただろう。

終盤に思いの外危険な決断をしてたが、あれも逃げるための行き当たりばったりなんだろうな。

結局過去を消すことはできないってことはだか、あの終わり方がモヤる。この一連の嘘偽りだらけの道のり、ひとつだけでも善き事しようと思ったんだろうか。

それでも彼は怯えながら生きていくしかないんだな。

なかなか面白かった。
tych

tychの感想・評価

3.3
The Big Picture(英題) 2010年 フランス 116分。 近くに住む妻の愛人の写真家を事故死させてしまった弁護士。遺体を海に沈め、自らも失踪、田舎に潜んで写真家として生きるが思わぬ成功を収め、その地にも居られなくなってしまう。後半がダレる。もう少し短くしたら良いと思った。
Pam

Pamの感想・評価

3.3
この映画はハッピーエンドなのだと思う。

ふわふわと何の不自由のないパリジャン男が、妻の浮気により離婚を言い出される。。そしてひょんなところことから名前を変えパスポートを変え、職業を変えリアルに生き残っていく。

実際パリってそういう人多いのかもしれないね。

今回のコロナで結構こういう人は普通にタガを外して違う方向で生きていくかもしれないと思いました。

やはりこういう生活にはきっかけがないとということでたまたま劇中の彼は、妻の浮気と殺人でしたは他のきっかけでも全然いいと思います。

彼がスーツのまま子供と風呂に入ってた狂気はなかなか良かった。妻のサロープ(びっち)っぷりもなかなか。ああゆう仏女ほんとにいる。ぶん殴りたくなる。

しかしこのフランス芸能人総出演のキャスティング。。好きにはなれん。。
sun

sunの感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

2020.

Rデュリス×Cドヌーブの競演?!かと勝手に想像したが2人の物語での重要な関わりはなく、ほぼRデュリスの一人劇だった。
物語に捻りがあれば良かったかもしれない。Rデュリスのどんどん追い詰められてゆく感じなど良かっただけに残念さが否めない…
>|