初めての🇮🇳ボリウッド映画でした。ボリウッドとは「ボンベイ」と「ハリウッド」を組み合わせた造語。ハリウッドと入れる所に、インド映画界の期待感を感じます!フィルマ平均4.3と、めちゃ高評価作品!( * ॑꒳ ॑*)感想はと言うと、はい、とても面白かったです😊✨
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首都デリーにある難関理系大学ICEに通う
大学生三人組👨👩👧の大学生活における友情と
その10年後の姿を描いた作品。
物語は大学卒業の10年後から始まりますが、
多くは学生時代の青春時代の色々なエピソード。
三人の中でリーダー的存在のランチョーを中心に
対立軸としてワル役としての学長がおり、その娘
ピア👧との恋愛模様がストーリーに絡んできます。
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印象としては、やはりどの国とも違う雰囲気で
映画の作り的にも独特感は感じましたねー。
挿入される踊り(ミュージカル)要素とファンタジー
演出は思ったより違和感なし。その時の登場人物の
心情を語るのに適した演出だと思えたので、なるほど!
と思いながら観れました💃
脚本的なひねりはなし。とても素直な流れ。
だけど演出は濃いめ。驚きやミスなどで
「びよーん」とか「ガーン」みたいな効果音が
入っちゃったりします(´>∀<`)ゝ
あと、社会的要素も込められていましたね。
学歴社会、カースト制度、貧富の差などなど。
特に学歴社会に関しては韓国、中国ほどではない
ものの、親が執拗に優秀な大学を出て(何故か)
エンジニアになれ!というのが既定路線。
流れの中で学歴社会から取りこぼされそうになり、
二人も自殺者が出る(一人は生き延びる)のには
ちょっとびっくり。日本では現在は大学全入時代とか
就職売り手市場、なんて言われているのとは対照的
に思いました。
(※以下、軽くネタバレしてます)
工学系学生ならではのモチーフは面白かったし
(出産シーンの停電でバッテリーを繋ぐ!)
大学棟の建築は石造りで、吹き抜けと直線的な廊下
など風通しを考慮した建築は、いかにも暑い土地の
特徴を感じて興味深かったです🏫
また、砂の風景、乾燥した空気感、暑さとバイクでの
移動はインド感あったなぁ👳♀️
そもそも物語の合言葉でキーとなる言葉
「All Is Well」(きっと、うまくいく)は
めっちゃ上を向いている言葉⬆️ですよねー(´・∀・`)
作品全体をこのワードでうまく包み込んでいて
楽しく前向きな映画に纏めていましたよねー
(日本の下向きマインドとの違いよ!)
終いも見事な大団円。
北部なのかチベット風の雪山と湖のとても美しい場所
での伏線回収、ネタ晴らしは最高に気持ちよかった!🏔ランチョーの小学校は彼の哲学が反映された、楽しい雰囲気で、子供たちもとても楽しそうなのが印象的。彼らしい将来の選択に涙が出ましたー💦
作品時間170分。まあ長いですねやっぱり(´・∀・`)
もう30分ぐらい短くした方が良いと思いました。
それでも、笑いあり涙あり踊りありと盛りだくさんの
内容に楽しく鑑賞することができました。
次はコメディ要素少なめの、すこしシリアスな作品も
バリエーション的には見てみたいですね。