このレビューはネタバレを含みます
はじめ、飛行機を止めて引き返させるほど会いたい「ランチョー」って何?
そこまでする必要あるか?大げさ、、、
と、訳がわからなかったのですが、本編見て、「そりゃ何が何でも会いたいわ!!!」と納得させられる濃ーーーーーーーーーーーーーーい理由を知った。
そして、ランチョーに会いに行くだけじゃなく、そこでまた物語が転調して謎が増えるのも面白かった!!
ランチョーはただのお金持ちではなかった。。。
ラジュー、ファルハーンより裕福なはずの彼は実は、というのがまた物語のテーマを強めてくれて素敵。
好きなことを学べる幸せ、楽しいと感じながら学ぶのが勉強。
自分の生きる糧そのものになるのが学問。
親になった自分が子どもをサーカスのゾウにしていないかと考えさせられる映画だった。
学長が「間違うこともあるんだ!」って終盤でランチョーに言うのだけど、あれは学長自身が自分が間違ってたってことを認めたのだなと感じて胸が熱くなった。
とにかく映画の終始、人や自分への誠意を貫くランチョーに魅了された時間だった。
途中突然差し込む歌と踊りも新鮮で楽しかった。
映画の時間が長いのはこれも一端にありそう(笑)
アールイズウェール!!