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きっと、うまくいくのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
3.8
インド屈指の超難関工科大に通う男子大学生3人組が起こす学生時代の騒動と、卒業後音信不通になった主人公を残る2人が10年後に探す現代の物語が交互に展開し、そこにインド映画特有の歌とダンス場面を織り交ぜた笑いと涙の大ヒット・コメディ。
監督はラージクマール・ヒラーニ。
原題:3 Idiots(2009)

~3人組~
・ランチョー( アーミル・カーン)
明るく自由奔放な主人公。大学の教育方針に疑問をもち、学長と対立する。成績は優秀で主席。
・ファルハーン( R・マドハヴァン)
動物の写真をとることが好きで写真撮影の才能もあるが、エンジニアになることを期待する父に抵抗できない。
・ラージュー(シャルマン・ジョーシー)
貧しい家族を支えないといけないというプレッシャーから、お祈りや御守り頼みで、成績はファルハーンとともに、いつもビリ。

~他の登場人物~
・チャトル/あだ名:サイレンサー=すかしっ屁(オミ・ヴァイディア)
ランチョーと対極にあり、大学の方針にベッタリの冴えない学生。成績はランチョーのせいで2番に甘んじている。主人公からカモにされてばかりだが、社会に出たら自分の方が成功すると思っている。
・ヴィールー/あだ名:ヴァイラス(ボーマン・イラーニー)
学長。学問ではなく点の取り方を教え、苛烈な競争を強いる。ランチョーら3人を天敵にしている。
・ピア(カリーナ・カプール)
学長の娘。医学生。兄がいたが、亡くなっている。主人公と恋に落ちる。
・モナ(モナ・シング)
ピアの姉。妊娠している。
・スハース/値札人間(オリヴァー・サンジェイ・ラフォント)
ピアの婚約者。全てを金でしか評価しない男。
・マンモーハン/あだ名:ミリメーター=ミリ坊主(少年期ラフル・クマール、青年期ドゥシャント・ワーグ)
大学内で荷物運びなどをして働いている小柄な少年/青年。
・ジョイ・ロボ( アリ・ファザル)
自殺する学生。

「自分がなりたいものは心が教えてくれる。臆病になった時は、胸に手をかざしてこの言葉を言うんだ。
"AAL IZZ WELL"(アール・イーズ・ウェル=ALL IS WELL、きっとうまくいく!)」

"大雨"と"掃除機"、
"ペン"

理屈抜きのストーリーでうまく収まり過ぎだが、細かいことは気にせず、音楽やダンスシーンのように明るく、泣いて笑って…最後も当然ハッピーエンドで、すべてよし、としましょう。
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