しぃちゃん

オンディーヌ 海辺の恋人のしぃちゃんのレビュー・感想・評価

オンディーヌ 海辺の恋人(2009年製作の映画)
3.1
【ドン引き】
2009年アイルランド映画

例えば映画『パンズ・ラビリンス』
のように最後どーなってるの!?
みたいな終わり方でも良かった。

気持ちは分かる。妖精でなく人間
として終わった方が製作費は抑え
られるしね。お陰で後半部分は
フルスロットルで坂道を転げ
落ちていく。

パンズラビリンスを引き合いに
出したのは本作同様にファンタジー
スタートだから。

冒頭の掴みは最高。中盤までも
ストーリーテラー少女の上手さ
により期待は高まる。問題なのは
後半。製作費がパンズと大体同じ
くらいなのに本作撮影日数はたった
1ヶ月とかなり短い。

そりゃそうだ、だって人間だもの。
漁村を行ったり来たりの普通の
ラブストーリーだし彼女は妖精
ではなくただの犯罪者。

つまり製作費は映画のクオリティを
考えると俳優の出演料が大半を占めて
いると言わざるを得ない。

ブツの運び屋でフィニッシュは
苦笑いしか出なかった
しぃちゃん

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