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アンコール!!のCのネタバレレビュー・内容・結末

アンコール!!(2012年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

定期的に見返したくなる映画。

邦題の”アンコール”は、あんまり作品にあってない気がする。もう一度聞かせて!というメッセージより、練習や葛藤を重ねて、一度の晴れ舞台で、大切に心を込めて歌った、その歌が相手に届いた、そんな作品だった気がした。
原題のSong For Marionの方が良かったんじゃないかなあ。

偏屈じいさんと、偏屈さまで包み込むお婆さんの愛情。さらに、爺さんと息子との家族だからこそうまくいかない不器用な繋がり。
共感できるところもあったり、見てて辛くなるくらい頑固だったり、、素直になれない姿が苦しい。
大人になって、年月を重ねてから変わるのって難しい。色々心に刺さって涙が出る。

劇中で披露する歌が素晴らしくて、歌で気持ちを伝えることってちゃんと出来るんだなあ、って感じさせられた。
マリオンが捧げてくれたトゥルーカラーズも、マリオンと、息子と、孫娘に捧げたララバイも、心に沁みた。感動!
毎度、涙腺崩壊するので泣きたい時見返している。
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