電気羊

ホワイトハウス・ダウンの電気羊のレビュー・感想・評価

ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)
3.6
アメリカ人のホワイトハウス襲撃好きは異常。
ローランド・エメリッヒ監督は「インデペンデンスデイ」でもホワイトハウスをエイリアンに襲撃させたし、本作でも「インデペンデンスデイ」の話が出てくるなど、もはやホワイトハウス襲撃はローランド・エメリッヒ監督の持ちネタになっている。

今回の敵はエイリアンではなく、大統領がイランとの戦争を終結させたことに不満を持つイスラム過激派の撲滅を主張するホワイトハウスの核ミサイル発射装置を狙った狂信的武装右翼。

ホワイトハウスを襲撃、大統領を狙撃後に核ミサイルのコンピューターシステムを乗っとったかに見えたが、主人公である大統領警護官志望の元軍人と大統領によりテロリストの撃退に成功する。

だが、まだすべては終っていなかった。主人公と大統領は一計を案じ大統領が死んだことにし、テロリストの真の黒幕である副大統領の裏切りを証明する。
副大統領は軍事企業から賄賂を貰い軍事兵器の利益に便宜を図っていたのだ。そのためには戦争を継続する必要があったのだ

全てが解決した軍事ヘリ内で、主人公は無事に大統領警護官に採用されアメリカの平和を守ったのであった。

エンディングロールに流れるローリングストーンズのストリート・ファイティング・マンも決まってめでたしめでたし。
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